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カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義:詐欺に騙されないための教本

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「クロサギ」「正直不動産」に続く、原案:夏原武さんの、最新のマンガ教材です。

「クロサギ」は詐欺師が詐欺師を潰すという内容でしたが、「カモのネギには毒がある」は経済学者が詐欺師を潰すという内容です。

消費者目線、一般人目線、カモ目線に立った構成で、ライトに描かれており、とてもわかりやすく、勉強になります。

「クロサギ」が少し古い内容になりますので、「カモのネギには毒がある」で最新の詐欺について学ぶと良いですね。

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 1

・無認可共済
・高利回りの投資ファンド
・ひととき融資
・カモリスト取得のためのNPO団体
・生活福祉資金貸付制度
・雇用調整助成金
・事業再構築補助金

1巻の重要なことは「あなたが好んで個人情報を提供していないか?」ということに尽きます。

特に現代では、「お金配ります」「闇バイト」「高額バイト」「投資」「オンラインサロン」「通販サイト」など、詐欺にかかりやすい人のリストを集める様々な手法が取られています。

また、お金がタダで貰える「助成金」、コロナでかなり緩い審査や請求ばかりでしたら、最近になってようやく詐欺としての逮捕が増えてきています。
「助成金」の「不正受給」は大きな犯罪です。
甘い囁きに乗ってしまわないよう、普段からの意識が大切です。

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 2

・マルチ商法
マルチビシネス
・起業家集団

2巻は、主に大学生を中心に広がった「マルチビジネス」に関する内容です。
なぜ、あれほどまでに広がったのか?どのような勧誘手法が取られたのか?がよくわかります。

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 3

・マルチ商法
マルチビシネス
・起業家集団
・マインドコントロール
・マニピュレーター

3巻は「神巻」と言ってよいレベルの、素晴らしい教科書となっています。
マルチビジネスの先がどうなっていくのか?
マインドコントロールされた人をマルチから抜け出させるのがどれだけ大変なのか?
どのようにマインドコントロールしていくのか?
誰かの文章や動画を見て「私も儲けたい!」と思った時に、その文章構成から、本物か詐欺師かを簡単に見抜く方法も紹介されています。

マインドコントロールにかかるヤツってのは、つまり「自分」が無いってこと
確固たる「自分」を持つことが、最善の防衛策

この言葉は、全てを物語っていると思います。
あなたは確固たる「自分」を持っていますか?

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