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取材商法(タレントインタビュー方式)

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「新設」された会社を狙った、記事広告型の合法的な詐欺といえます。

会社が新設されると広報に掲載されます。
その情報をもとに、電話営業をかけていきます。

電話はこんな感じです。

ホームページを見て、お電話させていただきました。

銀行さんからの紹介で、お電話させていただきました。

地域経済誌の○○を見て、お電話させていただきました。

御社の事業は素晴らしいですよね。
ぜひ、取材をさせていただけませんでしょうか?
インタビュアーはあの芸能人の○○さんです!

芸能人の○○さんとは、「そういえば、そういう人いたなぁ」という、名前は知っているけど、今は何をしているのか知らない?という方です。

この時点でお金の話は一切出ません。

ありがとうございます。
よろしいですよ。
ところで、取材は無料なのですか?

取材費は無料です。
ただ、芸能人の○○さんをお連れするため、移動費として5万円だけいただく形となります。

5万円・・・5万円か~
取材された記事が雑誌(最近はWEBメディア)に掲載されるのか・・・
芸能人の○○さんと一緒に写真に写るのも、その後、何かに使えるかもしれないな。

なんて思いながらOKします。

そして、取材当日。

ちゃんと芸能人の○○さんが来てインタビューしてもらえます。
インタビューを受けながら、「私が立ち上げた会社は、こんなに意義があるのだな」などと、自尊心も満たされます。

さて、ここからです。

目次

雑誌の場合

掲載記事はこのような形になります!

と見せてもらえるのは、モノクロの小さな小さな枠。
芸能人の○○さんとの写真すら掲載されません。

「えっ?」

と思っていると、

「掲載枠を大きくしたり、カラーにする場合は、このくらいの料金となります。皆さま、このぐらいを利用されていますね」

といって提示された料金は、30万円、50万円、100万円といったもの。

既に取材を受けてしまっていますし、芸能人の○○さんの手前で、お金を渋っている姿を見られるのも恥ずかしいです。

「5万円を捨てるより、30万円ぐらいなら払った方がいいか!」

サンクコストの回収のために、人はこのような思考となります。

はい。そして、誰にも見られることのない雑誌の記事として、30万円を払ってしまうのです。

あなたの手元には、雑誌は届きます。

ちゃんと記事になり、芸能人の○○さんと一緒に写った写真も掲載されています。

あなたの職場に、雑誌を飾り、一人満足するしか慰めがないのです。

WEBメディアの場合

いくつかのメディアがあるのですが、有名なメディアでは

掲載料が月額9,000円となります。

という言われ方をします。

「まぁ、まぁ、9,000円ぐらいなら良いかな」

と思って、了承してしまうと大変です。

月額9,000円ということは、年額108,000円です。税別です。

しかも、この9,000円は「1ページあたり」の料金となっています。

掲載されたWEBの記事を見ると、3ページとか4ページのしっかりしたもの。

そのため、月額27,000円とか、月額36,000円の請求が来るのです。

年額324,000円とか、年額432,000円です。税別です。

もちろん、誰もWEBメディアなんて見てくれません。

見てくれるのは、あなたと同じように、創業したての右も左もわからない初心者経営者ばかり。

取材を受けると、このような記事になるのか。

著名な経営者の○○さんも、○○さんも掲載されているな。
ここに掲載されると、私も同等に見られるのかな?

こんな儚い「欲望」で見ている人ばかりです。

著名な経営者の記事は「釣り」です。
その他の経営者の記事は、ある意味「合法詐欺に引っかかった情弱経営者」の証明にもなってしまいます。

信用が上がるどころか、信用は大きくマイナスとなります。


これが「取材商法」というものです。

最近は、雑誌が減って、WEBメディアが増えてきていますね。

有名どころでいえば

B-plus(ビープラス)
https://www.business-plus.net/

HUMAN STORY(ニューマンストーリー)
https://humanstory.jp/

といったサイトは、これに当たります。

取材依頼の電話を受けた際には、まずは、雑誌なりWEBメディアを検索してみましょう。

かかってきた電話が、市外局番 大阪06 の場合は、この手の会社かなと思います。

国際情報○○という会社は、現在はWEBメディアですが、ずっと様々な雑誌で行ってきた会社です。

事業が続いているということは、一定のニーズがあるということなのか、一定の初心者経営者が引っかかっているということでもあるのか?

「取材商法」は、利用するのか、利用されるのか?を考えて、お話を聞くようにしましょう。

ちなみに「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」に出演できる!

という、まことしやかなお話もあります。

こちらは1,000万円ぐらいですので、新設会社なんかにはかかってきませんが。

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