・栃木県下野市に住む76歳女性
・被害額 90万円
・長男を名乗る男から「のどの具合が悪く病院に行ったら公衆電話にバッグを置き忘れた。取引先にお金を支払う必要がある」と電話
・女性は訪れた長男の知人を名乗る男に、現金90万円を手渡す
・東京都町田市に住む80代女性
・現金170万円を騙し取られる
・翌日、息子を装う男から「急に600万円必要になった」と電話
・義理の娘が、だまされたふりで話を聞く
・男が自宅に現金を受け取りにきたところで、警察官に現行逮捕される
・山口県下関市に住む60代女性
・被害額 約50万円
・市役所の介護保険課のムラタを名乗る男から「払い過ぎた介護保険料を払い戻したい」と電話
・その後、金融機関のイマイを名乗る男から電話
・女性はATMにて、指示されたとおりに現金50万円を振り込み、騙し取られる
・埼玉県に住む50代中国人女性
・被害額 約140万円
・中国の公安警察を装う男から「マネーロンダリング事件の犯人の疑いがあり、無実を証明するため全財産を振り込んで」と電話
・女性は現金約140万円を振込み、騙し取られる
・警視庁は中国籍の28歳男を逮捕
・長崎県諫早市に住む70代男性
・男性の携帯電話に、監査法人を名乗る人物から「生活支援金として6億円を振り込みます。手続きの費用が必要です」とメール
・男性は2回にわたり、電子マネー5万円を購入して騙し取られる
・男性は2022年2月にも同様の手口で被害に遭っていた
・富山県高岡市に住む80代女性
・被害額 200万円
・病院の職員を名乗る男から「息子さんが喉の麻酔をしたので、声が変わってしまった」と電話
・その後、息子を名乗る男から「病院で喉の診察を受けたが、財布と携帯電話をどこかに置き忘れた」と電話
・その後、会社の上司を名乗る男から「息子さんが、仕事先に支払いをしなければならないが、喉の病気で行けない。200万円を用意してほしい」と電話
・女性は自宅に現れた男に、現金200万円を手渡す
・滋賀県湖南市の72歳女性
・被害額 計2000万円
・不動産会社を男から「介護施設へ入居する権利を譲ってほしい」と電話
・その後、検察庁の職員や弁護士を名乗る男らから「既に1千万円が振り込まれ、名義貸しの罪になる。急げば解決できるかもしれない」などと電話
・女性は指定された住所に、宅配便で現金1000万円を送付
・さらに、指定された銀行口座へ計1000万円を振り込む
・京都市東山区に住む79歳女性
・被害額 50万円
・全国銀行協会を名乗る男から「第三者にあなたのキャッシュカードを使われた可能性がある」と電話
・さらに「コロナの関係で接触は避けたい。玄関のげた箱に置いてほしい」と電話
・女性は指示に従い、女性宅を訪れた男にキャッシュカード1枚を騙し取られる
・ATMから50万円が引き出される
・男らは、発覚や通報を逃れるため、女性宅を訪れるまでの約2時間半にわたり電話で話し続ける
・北海道札幌市厚別区に住む70代女性
・被害額 435万円
・息子を名乗る男から「JR列車の網棚に財布が入ったバッグを置き忘れた」と電話
・翌日、さらに「キャッシュカードを止めているので、会社のお金を払い出せない。お金を貸してほしい」と電話
・その後、自宅を訪問した息子の上司を名乗る男に、現金435万円を手渡す
・女性が息子に連絡をして、事件が発覚
・北海道札幌市東区に住む80代女性
・被害額 50万円
・市役所の職員を名乗る男から「医療費の還付金がある」と電話
・さらに金融機関の職員を名乗る男から「還付金を振り込むので通帳番号と暗証番号を教えてほしい」と電話
・女性が伝えたところ「その通帳は古いので、新しい通帳と交換する」と電話
・女性は自宅を訪れた男の指示で、キャッシュカードを封筒に入れる
・封筒をすり替えられ、キャッシュカードが盗まれる
・口座からは現金50万円が引き出される
