・職業、住所不詳、20代男を詐欺の疑いで逮捕
・2017年6月中旬南相馬市の60代女性に、交通事故のけがで会社を休んだとうそを言い、休業補償金として763万円をだまし取った疑いが持たれている
・女性は、事件の前に容疑者と接触事故を起こしていた
・北海道旭川市に住む70代女性
・被害額 10万円
・女性の携帯電話に「料金の確認が取れておりません」などと書かれたショートメールあり
・その日のうちに女性が、ショートメールに記載されていた電話番号に電話し、心当たりがないことを伝えたところ、NTTファイナンスの社員を名乗る男から「あなたのスマートフォンがウイルスに感染している」などと言われ、これを信じた女性は、ウイルスを取り除いてもらう費用としてATMで10万円を振り込んだということ
・その後さらに、同じくNTTファイナンスの社員を名乗る男から追加請求の電話が女性のもとにあったが、女性が再びATMを訪れ、男性と通話をしながら現金を振り込もうとしたところ、その様子を近くで見ていた人があやしく思い女性に声をかけ、警察への通報に至り2回目の被害は未然に防がれた
・山口県岩国市に住む40代男性
・被害額 230万円
・男性の携帯電話に携帯会社を名乗るメールあり
・男性が表示された番号に電話すると、「未納料金がある」と電子マネーを購入するよう言われたということ
・男性は3回にわたって80万円分を買ってカード番号を教え、だまし取られた
・その4日後にも「サイバー保険に入らないと警察に家宅捜索される」という電話で、指示された住所に現金150万円を送っていて、合わせて230万円をだまし取られた
・石川県小松市に住む60代女性2人、石川県珠洲市に住む60代女性1人
・被害額 それぞれ異なるが、多い人でおよそ100万円
・いずれも市役所の職員を名乗る男から「保険の還付金がある」といった電話あり
・その後、指示された通りに金融機関に行ってATMを操作し、現金を振り込んだという
・山形県山形市に住む、自称飲食店紹介業40代男を詐欺の疑いで逮捕
・男は去年１月16日、以前、会社の同僚だった40歳の男性に「保釈金を弁護士に支払う必要があるので、金を貸して欲しい」などと偽り、男性から30万円を受け取った
この際、男は男性に「金を貸してくれたら、自宅の外構工事を78万円で請け負う」と話していた
・数日後、男は「保釈金の返納金」という名目で９万円、さらに去年１月31日には「工事業者との契約にあたり、自分の通帳に78万円があることを証明しないといけない」とウソをつき、33万円を受け取っていた
・だまし取ったとされる総額は、合わせて72万円
・男は「金も返していないし、工事もしていないので、男性からすれば詐欺と思われるのは当然だが、自分が男性に話したことはウソではない」などと話し、容疑を否認している
・埼玉県坂戸市に住む80代女性
・被害額 預金通帳
・女性方に警察官を名乗る男女から電話があり、「あなたの口座から現金が引き落とされています。これからほかの職員がうかがいますので、通帳を渡してください」などと告げられた
・信じた女性は約30分後、女性方に現れた警察官を装う男に通帳1通とキャッシュカード1枚を手渡した
・男はカードを封筒に入れて封をし、割り印を押すために印鑑を持ってくるよう要求。女性がその場を離れたすきに、別の封筒にすり替えて盗んだ
・男が帰った後、通帳を持ち去られたことを不審に思った女性は警察に電話。被害に遭ったことが分かったという
・女性の口座からは現金50万円が引き出されていた
・埼玉県川口市に住む70代男性
・被害額 約140万円
・数回にわたり、男性方に市役所職員などを名乗る男から「60歳以上の方に対して、医療費の還付を行います」などと電話あり
・信じた男性は翌日、同市内の金融機関出張所に設置のATMでコールセンター職員を装う男の指示通りに操作し、3回にわたり現金合計約140万円を振り込んだ
・振り込み後に不審に思った男性が市役所に電話で相談したところ詐欺と発覚
・新潟県三条市に住む、自称自動車修理業30代男を詐欺の疑いで再逮捕
・去年11月、空き家の解体工事業者を探していた60代女性に「解体工事をさせてください。前払いでお願いします」などとウソを言って現金120万円をだまし取った疑いで5月7日に逮捕されていた
・去年12月1日、「会議が入ったりして解体が遅くなっている。配管工事の関係で現金120万円が必要になったので、工事を進めるために支払ってもらいたい」と配管撤去工事の名目だとウソをつき、現金120万円をだまし取った
・さらに、去年12月15日には「従業員の給料が支払えないと解体工事が進まないんです。130万円貸してください。年内には返しますんで」と今度は従業員の給料の借用名目だとウソをつき、現金130万円をだまし取った疑いで再逮捕
・計370万円をだまし取った容疑者は「お金を受け取ったのは事実。しかし工事費用の一部として受け取っていた」と容疑を否認している
・東京都板橋区に住む80代男性
・被害額 約3000万円
・男性宅に、息子をかたる男から「会社のお金を勝手に使い投資したことがばれたら、刑事事件か裁判になる。お金を用意してほしい」などと電話があった。さらに弁護士を名乗る男からも電話があり、男性は「関係者にお金をとりに行かせる」と言われたという
・男性は同日夕に自宅を訪ねてきた30代くらいの男に自宅で保管していた現金約3千万円をバッグに入れて手渡した
・その後、不審に思って実の息子に連絡をとり、被害に気づいたという
