・鳥取県内
・男性
・被害額 約2億円
・2024年4月11日頃、男性が、メル友募集掲示板サイトで知り合った女と、サイト内のチャット機能でやりとりしていたところ、2024年4月18日に女から「LINEでやりとりがしたい」と誘導された。
・LINEメッセージでお互いの生活状況や生い立ちなどのやりとりをしているうちに、女から男性に対する好意を寄せるようなメッセージが送信されるようになり、お互いに親近感を深めていった。
・そんな中、女から「暗号資産への投資で稼いでいる。一緒に見習えたら私の心も嬉しくなるでしょう」などと誘われたため、男性は暗号資産に投資しようと思い、女から送信されてきたリンク先から、女と共同で使用するための取引口座を登録すると、自動的に取引口座の入金を担当する別の何者かがLINEに登録された。・
・利益が出るとともに、取引口座内の残高も増加し、金融アナリストから、2人分の指導料として約6716万円を請求されたことから、男性は2024年6月12日に2回にわたり指定された口座に3358万円を振り込んだ。
・その後男性が、取引口座の残高約8億円の出金を依頼したところ、「取引口座に2人以上の送金履歴が存在しており、セキュリティリスクがあるため、資金を引き出すには、資金認証金を完了しなければならない」などと、約1億2000万円を請求され、男性は2024年6月19日から25日までの間に、5回に渡り指定された口座に1億6万円を振り込んだ。
・さらに保証金として約1億4400万円を請求されたことで男性が不信感を強め金融庁の窓口に相談したことで詐欺が発覚。合計約1億9614万円の被害に遭っていたことが判明した。
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