・新潟県上越市
・30代女性
・被害額 約3841万円
・2024年10月2日、女性の自宅に厚生労働省の職員を名乗る男から電話があり、電話を受けた女性の母親(60代)に「あなたの保険証が使えなくなる」などと言ってきた。
・娘である30代女性が電話を代わり、話を聞いたところ「病院で薬が不正に処方され、保険証の名義人が60代女性(30代女性の母親)であった。保険証が不正に利用されている可能性がある。被害届を出さないといけないので警察に回す」などと言われた
・その後、「仙台中央警察署」の警察官を名乗る男に電話が代わり、「保険証の不正利用で犯人を逮捕した。犯人はマネーロンダリングをしていて、あなたたちも関与している疑いがある。今後の連絡はアプリでやり取りする」などと言われ、30代女性がアプリをダウンロード、アプリ内の音声通話で警察官や検事を名乗る男から「嫌疑を晴らすために、あなたたちの資産を調べる必要がある」「ネットバンキングで暗号資産を購入して、指定のアドレスに送金してください。調査が終わったら返金する」などと言われ、銀行口座の新規開設・暗号資産取引用のアプリケーションのダウンロードを指示された
・女性はその後、2024年10月29日までの間、検事を名乗る男らに指示されるがまま7回にわたって合計約3841万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信、だましとられた
