・長崎県長崎市内の大学に通う20代男子留学生
・被害額 約380万円
・携帯電話に、中国大使館や中国の警察、検察の職員を名乗る3人の男女から中国語で「中国の空港で捕まった女性があなた名義のキャッシュカードを持っていた」などとうその電話あり
・詐欺グループの一員だと言いがかりをつけ「逮捕されないためには100万円の費用がかかる」と脅し、3回にわたり計約380万円を振り込ませた
・その後、学生は3人から「大阪で国際裁判が開かれるから出廷するよう」命じられ、実際に大阪まで行って詐欺と気付いた
・北海道札幌市清田区に住む70代女性
・被害額 1200万円
・自宅に、息子をかたる男から「書類とキャッシュカードを違う住所に送ってしまって困っている」「金が引き出せない。お金が必要だ」などとうその電話あり
・その後北広島市内に呼び出され金融機関で預金を引き出すなどして用意した現金1200万円と、キャッシュカードを息子の上司の甥を名のる男にだまし取られた
・女性はその後、同居する息子に相談し、息子が警察に通報して事件が発覚
・三重県伊勢市に住む70代女性
・被害額 30万円
・携帯電話に「イケダ」と名乗る男から「ネット料金が未納になっている。遅延を含む30万円を今日中に振り込まないと裁判になる」などと電話あり
・その後指示に従う形で同市内の金融機関ATM（現金自動預払機）から3回にわたり現金を振り込んだ
・相談を受けた家族から被害届があり、被害が発覚
・大阪府大阪市に住む20代男を詐欺の容疑で逮捕
・被害者は砂川市に住む10代女性
・被害額 14万円
・北海道を訪れて家を借りる費用などが必要であるふりをし、女性から現金合計約14万円をだまし取った疑い
・２人は以前からの友人で、男は複数回にわたって女性にコンビニのATMから自身の銀行口座に金を振り込ませた
・女性は金を貸していたがその後、男と連絡が取れなくなったため、警察に相談
・調べに対し男は「嘘をつきました」と容疑を認めている。警察はだまし取った金の行方や余罪について調べを進めている
・本籍大阪府、住所不詳、無職の男を窃盗の疑いで逮捕
・被害者は福岡県古賀市に住む80代女性
・被害額 150万円
・女性名義のキャッシュカード2枚を盗み、古賀市内のコンビニATMで現金計150万円を引き出して盗んだ疑い
・仲間が市職員をかたって女性に「介護保険料の過払いがある」とうその電話をかけた直後、韓国籍の女（29）（逮捕済み）が農協職員を装って女性宅を訪問。カードを封筒に入れさせ、別の封筒とすり替える手口で盗んだという
・無職の男の認否について、県警は「捜査に支障が出る」として明らかにしていない
・「勝ち馬の情報がある」嘘電話かけ詐取 新たに男1人を逮捕
・被害者は東京都内の70代男性
・被害額 約70万円
・「勝ち馬の情報がある」などとウソの電話をかけ、馬券の払戻金の手数料名目で現金をだましとったとして男2人が逮捕された事件で、新たに男1人が警視庁に逮捕
・仲間とともに、都内の70代の男性に、「勝ち馬の情報がある。手数料を先に払えば馬券の払戻金が受け取れる」などとウソの電話をかけ、およそ70万円をだましとった疑い
・容疑者は詐欺グループのメンバーで、「トラストガーデン」という競馬情報業者を名乗り電話をかけていたとみられ、この事件ではすでに他の「かけ子」の男2人が逮捕されている
・容疑者の認否を明らかにしていませんが、このグループが全国の40人以上からおよそ800万円をだましとったとみて調べている
・京都府久御山町に住む80代女性
・被害額 100万円
・全国銀行協会を名乗る男から女性宅に「あなたのクレジットカードを使おうとしている客がいるため、銀行口座が使えなくなった」などと電話あり
・女性は指示に従ってキャッシュカード2枚を郵便受けに入れ、持ち去られたという
・群馬県太田市の19歳無職の男を詐欺と窃盗の疑いで逮捕
・被害者は富山県富山市の80代女性
・被害額 約395万円
・健康保険センターの職員をかたり「健康保険の払い戻し金があり、お金を通帳に入れます」などと取引先の銀行を聞き出す電話
・その後、銀行員をかたる電話で「古いカードを回収していきます」と言われ、女性の家に現れた男がキャッシュカードをすり替えて盗み、県内のＡＴＭで現金395万円あまりを騙し取った
・「まちがいありません」と容疑を認めていて、警察は共謀者がいるとみて捜査
・大阪府大阪市の22歳無職の男を窃盗未遂の疑いで逮捕
・被害者は大阪府枚方市の80代女性
・警察官を装ってウソの電話をかけ、「キャッシュカードが悪用され349万円が引き落とされた」とウソの話を持ちかけ、金を取り戻すためにキャッシュカードを渡すよう要求
・犯人は被害女性の周辺にも同様の電話をかけていたとみられる
・周辺では同じような電話が相次いでいたため、警察が警戒していたところ、不審な動きをする容疑者を発見、犯行寸前で逮捕に至った
・特殊詐欺の、いわゆる「受け子」とみられる
・山梨県大月市に住む90代女性
・被害額 50万円
・全男性の自宅に息子やその上司を名乗る男から「仕事の支払いに使う金が入った鞄を無くした」「代わりに払ってもらえますか」などと電話あり
・その後「お金は部下が取りに行く」などと再び電話があり、女性は自宅を訪れた部下を名乗る男に現金50万円の入った紙袋を手渡したということ
・鹿屋市古前城町の自称販売業の40代男を詐欺の疑いで逮捕
・被害者は鹿屋市の70代女性
・被害額 約210万円
・十数回にわたり、女性に「消費者金融から融資を受けるための保証金を貸してほしい」などうそをつき、現金計約210万円をだまし取った疑い
・2人は顔見知り。女性の被害届で発覚した
・特殊詐欺の受け子とみられる10代の男を詐欺の疑いで逮捕
・被害者は東京都調布市の70代女性
・被害額 370万円
・仲間とともに女性にウソの電話をかけ、現金370万円をだましとった疑い
・警察官になりすまし、女性宅で現金を受け取ると、近くで黒のダウンジャケットから白のジャンパーに着替えていたが、防犯カメラにその様子が映っていて逮捕に至った
・清掃業の40代の男を詐欺の疑いで現行犯逮捕
・被害者は東京都内の70代女性
・女性にうその電話をかけ、現金をだまし取ろうとした現行犯で逮捕された
・女性は、50代の息子と2人暮らしで、息子を装う電話の声に違和感を覚え警視庁に通報し、だまされたフリ作戦が行われ、およそ3時間後に容疑者が最寄り駅に弁護士を装って現れたところ、警察官に逮捕された
・「受け取ったが、お金とは思っていなかった」と、容疑を一部否認している
