・新潟県三条市
・70代女性
・被害額 約1660万円
・2023年5月31日、女性の携帯電話に「050」で始まる見知らぬ番号からの着信があった
・女性が電話に出ると、男が実在する通信サービス会社の社員を名乗り、「有料サイトの未納料金があります。誤って登録されたことがわかればお返しするので、登録料10万円を払ってください」と言った
・話を信じた女性は言われるがまま、指定された口座にATMから10万円を振り込んだ
・その後も女性の携帯電話には“個人保護協会”や”セキュリティ協会”、さらには“警視庁 刑事2課”などを名乗る男たちからかわるがわる電話がかかってきた
・ウイルス感染対策の保険料や携帯電話のウイルス感染によって被害が生じた方々への賠償金を請求され、その都度、女性は指定された口座にATMから現金を振り込んだ
・総額はおよそ1660万円にのぼり、振り込んだ回数は100回以上とみられる
・女性が現金を振り込んだのは2023年7月13日が最後で、その際、ウイルス感染の賠償金を女性と折半するという男が「誰にも話さないように」と口止めし、女性はその約束を守ってきた
・最近になって女性の金融機関が凍結されたとの通知が届き、不審に思った女性が警察に相談し、女性の口座に犯人グループから入金があり、それを別の口座への送金に使われた形跡があったということ
【料金未納詐欺】新潟県三条市、70代女性、被害額約1660万円、実在する通信サービス会社の社員を名乗る人物から電話、有料サイトの未納料金、2023年
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