【キャッシュカード詐欺盗】鳥取県米子市、70代女性、被害額　約868万円、金の調査の為にキャッシュカードを預かるとの連絡、2023年

・鳥取県米子市
・70代女性
・被害額　約868万円
・2023年5月30日頃、女性の自宅の固定電話に、「あなた名義の携帯電話番号が犯罪に使われていることが分かり、東京中央警察署が捜査している。刑事に電話を代わります。」などと、NTTドコモ職員を名乗る男から電話あり
・続けて、刑事を名乗る男から「あなたが暴力団と関わりのある犯人から金を受け取っていることが分かった。あなたを逮捕することになるかもしれない。時間短縮のため、検事に優先捜査を希望すると伝えてください」と言われた
・その後、東京中央検察庁検事を名乗る男から電話があり、女性は電話で言われた通りに行動すれば、犯罪の疑いを晴らせると信じ、男に対して優先捜査を希望すると伝えた
・2023年5月31日、同じ男から「金の動きを調査する」との名目で金融機関に関する情報を聞かれ、女性は開設している口座の番号、暗証番号などを伝えてしまった
・2023年6月3日には、電話で「金の調査をするのでキャッシュカードと通帳をすべて預かる。対面では受け取れないので、封筒に入れて、自宅のポストに入れておいてほしい。捜査員が取りに行く」などと言われ、指示通りキャッシュカード3枚と通帳2通を入れた封筒をポストに入れておいたところ、女性の家に来た犯人グループと思われる男が封筒を抜き取って行った
・その後さらに、検事を名乗る別の男から「保証金として400万円が必要」などと電話で現金を要求されたため友人に相談したところ、詐欺だと指摘を受け、警察に被害届を提出した
・捜査の結果、だまし取られたキャッシュカードのうち2枚はすでに何者かに使用され、合計約868万円が出金されていることが分かった