・埼玉県狭山市に住む80代女性
・被害額 約3000万円
・女性の自宅に警察官を名乗る女の声で「にせ札が出回っている」「すべてのお札を調べる必要があるので、お金を預かりに向かう」などという電話あり
・信じた女性は、自宅に訪ねてきた警察官を装う男に、保管していた現金およそ3000万円を手渡したということ
・女性はそのほか、キャッシュカード3枚を手渡し、現金120万円が引き出されていた
・北海道札幌市に住む60代男性
・被害額 約1900万円
・去年11月ごろ、出会い系アプリで「さくらこ」と名乗る女性と知り合い、男性は女性とLINEでやり取りを続けていると、FX投資の話を持ちかけられ、女性に紹介された投資アプリで投資をはじめ、9回にわけて約1900万円を入金した
・その後、投資の利益が出ていたため男性が出金しようとしたところ、投資アプリのコンタクトマネージャーを名乗る人物から連絡があり、「あなたの口座は100万ドル以上に達しているので、税金を支払わないと出金できない」などと言われた
・不審に思った男性が、弁護士に相談の上、警察に届け出て、詐欺の被害が発覚
・神奈川県川崎市に住む、30代男を電子計算機使用詐欺と窃盗容疑で逮捕
・埼玉県越谷市の70代男性宅に市役所職員を装って「医療費の還付金がある」とうその電話をし、現金約100万円を振り込ませて詐取したうえ、東京都大田区内で引き出して盗んだ疑い
・男は約30件・約3500万円の還付金詐欺に関与したとみている。原付きバイクで都内各地を回り、全て別の場所で金を下ろしていた
・長崎県佐世保市に住む、70代男を詐欺の疑いで逮捕
・共犯の知人を個人事業主であるように装って虚偽の申請を行い、持続化給付金100万円をだまし取った疑い
・男は「儲け話がある。個人事業主じゃなくても正式に申請でき、国から100万円がもらえる」と持ち掛け、知人に詐欺を指南し、手数料として数十万円を受け取っていたということ
・男は警察の調べに対し、「知人と一緒に持続化給付金を悪用し、100万円を受け取ったことは間違いありません」と容疑を認めている
・福岡県福岡市に住む、40代男を詐欺の疑いで逮捕
・国の『緊急雇用安定助成金』、約300万円をだまし取った疑い
・去年6月から7月にかけ、自身が経営する福岡市中央区のバーの従業員19人分の助成金を申請し、あわせて約300万円を受け取った
・しかし、当時実際に店で働いていたのは4、5人だけで、残りは過去に在籍していた人などの名前を勝手に使い申請したとみられる
・京都府京都市伏見区に住む60代女性
・被害額 400万円
・女性は昨年11月ごろフェイスブックを通じて「韓国系アメリカ人で国連の医師」と名乗る男と知り合い、電話や電子メールを通じてやりとりをしていた
・今年3月21日、男から「日本に行こうとしたが、手続きが狂って強制送還させられる。回避するには金が必要」という連絡を受け、25日に指定された口座に400万円を送金したという
・男が来日しないことを不審に思った女性が、男が名乗った名前をネットで検索したところ、国際ロマンス詐欺の可能性に気づき、被害届を提出
・埼玉県日高市に住む60代男性
・被害額 現金2670万円と電子マネー144万円分
・昨年5月、男性がスマートフォンでサイトを閲覧中、サイト運営会社を装う男から「退会手続きには電子マネーで44万円が必要だ」などと電話あり
・男性は翌日から9回にわたり、同市内のコンビニ店から電子マネー144万円分を購入しカード番号を教えた
・その後、サイト運営会社職員を装う男から数回にわたり「登録したサイトで被害が出ていて、刑事告訴されている」などと電話あり
・その後、13回にわたり、指定された口座に現金2670万円を振り込んだ
・男性が警察に相談し、被害が分かった
・中国籍の、20代男を詐欺未遂の疑いで逮捕
・大阪府寝屋川市に1人で住む80代女性に対して金融機関の職員などを装い、電話で「あなた名義のキャッシュカードが不正利用されて被害が出ている」などと嘘を言ってキャッシュカードをだまし取ろうとした疑い
・容疑者はキャッシュカードを受け取る役割で女性の自宅付近を警戒していた警察官が職務質問したところ、所持品の中から被害者らの住所が見つかったということ
