・長崎県長崎市に住む60代男性
・被害額 約300万円の電子マネー
・5月中旬、男性の携帯電話に「生前贈与が受け取れる」と書かれたショートメールが届いた
・男性がサイトへ誘導するURLにアクセスしたところ「7億5000万円の生前贈与認定を取得できた。手数料を納付して」などと、うそのメッセージが表示されたという
・男性は93回に渡り、計297万8000円分の電子マネーのID番号を送信し、利用権をだまし取られた
・埼玉県深谷市に住む、会社員47歳男を、詐欺の疑いで逮捕
・被害者 静岡県静岡市に住む80代男性
・被害額 100万円
・他の人物と共謀して静岡県静岡市に住む80代男性に孫のふりをして電話をかけ、「株で儲けたが税金が未払いなので100万円欲しい」などと嘘を言い、現金100万円を宅配便で送らせてだまし取った疑い
・事件の3日後、男性が息子に電話で確認をして被害に気付いたということ
・愛知県に住む、無職24歳男を、詐欺の疑いで逮捕
・被害者 石川県金沢市に住む80代女性
・被害額 約110万円
・男は今年4月、仲間と共謀して石川県金沢市内に住む80代女性に、警察官と名乗り「あなたの口座が被害に遭い、お金が下ろされています。今あなたの口座は使用できないようになっており、新しい通帳を作る必要があります」などとウソを言って、通帳とキャッシュカードをだまし取った疑い
・女性の口座からは約110万円が引き出されていて、警察はATMの防犯カメラなどから男を特定し、行方を追っていた
・徳島県に住む40代女性
・被害額 1268万円
・3月下旬に女性の携帯電話に実在する通信料金回収企業「NTTファイナンス」をかたり、利用料金が未払いになっていることを知らせるショートメッセージサービス（SMS）が届いた
・女性が連絡先に電話したところ、男から「本日中に料金を払わないと、（有料サイト運営者が）訴えると言っている」と伝えられた
・団体の職員をかたる男からも電話があり、「携帯電話がウイルスに感染し、個人情報が流れているかも」「お金は後日返金される」と言われ、女性は現金自動預け払い機（ATM）で指定された口座に10万円を振り込んだ
・その後も警視庁の警察官を名乗る男らから「サイバー保険の保険料が必要」などと複数回、電話があり、女性は4月下旬までに計20回振り込んだという
・京都府京都市左京区に住む80代女性
・被害額 230万円
・女性宅に警察官を名乗る男から「あなたの銀行口座から二十数万円が不正に引き出され、しばらくカードが使えなくなる。別の警察官が家に行く」と電話があった。約2時間後に警察官を名乗る男が訪れ、キャッシュカード入りの封筒を、別の封筒とすり替えて持ち去ったという
・その後、女性の口座から、計230万円引き出された
・栃木県に住む、警備員83歳男を、詐欺の疑いで逮捕
・被害者 福島県福島市に住む80代女性
・被害額 150万円
・男は4月22日、他の人物と共謀し福島県福島市に住む80代女性に長男らを装って電話
・「財布を盗まれて至急現金が必要である」などと話し、女性の自宅で現金150万円をだまし取った疑い
・男はいわゆる”受け子”で、女性の自宅で現金を受け取り逃走していた
・女性が被害届を出し警察が捜査を開始
・6月15日に北海道江別市内で特殊詐欺の予兆電話が相次ぎ、警察が警戒していたところ不審な行動をする男を発見し、職務質問し、所持品などから今回の容疑が固まったため逮捕した
・ビール製造会社経営の49歳男を、詐欺などの疑いで逮捕
・おととし12月、時短営業の要請に応じた飲食店などに支給される東京都の協力金40万円をだましとった疑い
・容疑者は飲食店を経営する会社とビールの製造会社、あわせて2社を経営しているが、このうちビール製造会社名義で営業許可証を偽造し、飲食店を装って協力金を申請していたということ
