・兵庫県警神戸西署は兵庫県応べ市の79歳の男を詐欺の疑いで逮捕
・18日午後2時半ごろ、新聞販売員を装って同区内の80代女性宅を訪ね、「1万円の手付金を入れてくれたら後で4万円分のギフト券を持ってくる」などと伝えて1万円をだまし取った疑い
・「1万円をだまし取ったかどうか今は言えないが、私からすると領収書を出してもいないのに簡単に1万円を出す方が悪い」と話しているという
・北海道釧路市に住む60代女性
・被害額 約870万円
・今年3月、女性のもとに25億円が当選したと騙る男から、「25億円が受け取れます。」という内容のショートメッセージが届いた
・メッセージにはURLが書かれていてサイトを開いた後に、電話やメールで「受け取るには登録料が必要」などとやり取りがあり11回にわたって合計870万円ほどをだまし取られた
・3月下旬に、男と連絡が取れなくなり、不審に思った女性が釧路警察署に相談したことで事件が発覚
・東京都の無職19歳男を詐欺の疑いで逮捕
・被害者 千葉県鎌ケ谷市の80代男性
・被害額 4400万円
・男は昨年11月17日午前、仲間と共謀し、男性宅に息子らを装い、「現金8000万円が入ったカード入りの郵便物を間違った場所に送ってしまった」などと複数回電話し、現金4400万円をだまし取った疑い
・新潟県長岡市に住む70代男性
・被害額 801万円
・20日午後9時半ごろ、男性の自宅固定電話に男の声で、「俺だけど、契約書類が入った鞄を置き忘れて紛失した。補償として金曜日までに3000万円くらい必要で、お金を用意して欲しい」などと言われ、実の息子と信じ込んだ
・その後、さらに男からの連絡で、「会社の上司の甥のヤマダという人がお金を取りに行く、中身が現金とわからないようにしてほしい」などと言われた
・21日午後3時ごろ、ヤマダと名乗る男が自宅に来たことから、男性は紙袋に入れた現金200万円を渡した
・さらに、22日午前9時ごろ、男から電話があり、「あと1400万円足りない。今度はタナカという人が取りに行く。急にお願いしたからタクシー代金1万円を渡してもらっていい」などと言われ、男性は午後3時ごろ、現金601万円をタナカと名乗る男に渡した
・23日に実の息子に確認したところ、そのような電話をかけていないことがわかり、合計801万円を騙し取られたと気づき、警察に届け出た
・滋賀県大津市に住む50代女性
・被害額 500万円
・女性は6月2～15日、交流サイト（SNS）で知り合った台湾人男性を名乗る人物からサイト内で投資話を持ちかけられた
・投資用アプリを紹介され、指定口座に現金500万円を送金し、収益が出たため引き出そうとすると、アプリの運営会社に「税金を支払う必要がある」などと言われて出金できず、だまし取られたという
・島根県安来市に住む40代女性
・被害額 237万円
・6月8日、女性の携帯電話に「利用料金のことでお話したいことがあります」とのメッセージが届いた
・記載されていた市外局番「03」から始まる連絡先に女性が電話をしたところ、「未納料金が発生していて、お金を支払わなければならない」、「あなたの携帯電話はハッキングされていて、何人もの人が被害にあっているので弁償してください」などと言われた
・その後も複数の人物から何度も電話がかかってきたため、女性は指示されるまま7回にわたり指定された6つの口座にお金を振り込み、合計237万円をだまし取られた
・女性がお金の借り入れを相談した金融機関が警察に通報し、被害が発覚
・大学時代の同級生の26歳男と25歳男を詐欺の疑いで逮捕
・2人は、2021年、うその申請で新型コロナウイルス対策の持続化給付金100万円をだまし取った疑いが持たれている
・26歳容疑者は、高校時代の先輩や後輩などにも不正受給させたということで、警視庁は、あわせて600万円をだまし取り、金を投資に充てようとしていたとみている
