その名の通り、オークション取引で騙されるものです。
取引保全(エスクロー)サービスのおかげで、出品者側のリスクも減りましたが、起こりうる詐欺を記載します。
1.入金確認前に商品を発送
エスクローサービスを利用していると起こりにくいのですが、直接入金の際に起こる可能性があります。
「土日祝祭日の前日の夜間」に振り込みをしたと連絡があり、平日の入金確認を待たずに「よかれ」と思って、商品を発送してしまうケースです。
オンラインバンキングの支払い画面を捏造して、入金連絡がある場合があります。気を付けましょう。
基本は、エスクローサービスから入金確認の連絡があるか、直接入金の場合は口座への入金を確認した後の発送です。
2.すり替え詐欺
NC(ノークレーム)NR(ノーリターン)を記載していない場合に起こる可能性があります。
届いた商品にクレームをつけ、返金させた後に、別の商品を出品者に送り返す手法です。
・ブランド品の場合、偽物を返品
・電子機器の場合、部品を抜いて返品
・電気製品の場合、故障品と差し替え
などが起こります。
3.先送り詐欺
こちらも出品者の「良心」に働きかける手法です。
「詐欺に会いたくないので、先に商品を確認したい」といって、商品を先送りさせる手法です。
その後、商品代の振り込みがなされずに詐欺に気づきます。
一部金額を先払いし、残金を支払わないケースもあります。
エスクローサービスを利用していると起こらないので、このような文言に注意しましょう。
エスクローサービスを利用していれば、購入者にとっては先送りと同じことになりますので双方安心です。
出品者側のリスクとしては、この3種類になるかと思います。
エスクローサービスさえ利用していればトラブルは起こりにくいですので、必ず利用しましょう!